もともとは黄色っぽいクロスが張ってあったお宅です。天井も壁も全部、高知の土佐漆喰の白亜(色を入れてない真っ白)で塗りました。アンティークな家具やインテリアがお好きなお客様、玄関前の廊下のライトがその装いをさらに引き立てていました。白い天井と壁にすると照明やドアなどが引き立ちますね。またインテリアのデザインだけでなく漆喰のすごいところは、これがまさしく空気が変わった、ってことだろうなというほど家の中に居て空気を吸うのが気持ちいいんです。空気がきれいになったというのを実感できて深呼吸したくなっちゃいます。漆喰は調質性があるのでこれから夏のジメジメ感も解消してくれて、冬は結露が発生しにくくなります。しかも抗菌性もあるのでカビやダニの発生を防止して、鳥インフルエンザの際には漆喰の主原料である消石灰が養鶏場の殺菌目的に散布されるほどです。自然の素材ってすごいですね。